2017-10

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セピアな人吉・古絵葉書展のご案内

一挙に秋が到来、朝晩の寒さにまだ身体が慣れていなくて暖房が必需品ですね。

さて今回、25日(金)13時よりから30日(水)まで古い絵葉書やパンフレットの一部を展示する事になりました。
素人の展示でお見苦しいと思いますがお時間があれば覗いてみてください。
場所は人吉駅前通りのHOTEL朝陽館のロビーです。
草心
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繁昌記写真②

巻頭の口絵写真の二枚目は「球磨川発舟の景」・「櫻馬場」・「河内屋本店」です。

明治41年肥薩線の開通(川線)までは舟運は物流の要でした。城址を背景に九日町側の岸に集まる舟が見えます。
青井神社前の櫻馬場、蓮池の南側は薩摩瀬へ松並木が続く。
河内屋は九日町、現在の鍋屋本館の西側付近にあった呉服の大店でした。
繁昌記②-2
河内屋②

「人吉繁昌記」写真①

今年の秋は中々爽やかな秋空にはお目にかからず「天高く馬肥ゆる秋」からは程遠いですね。

さて巻頭を飾る写真は「人吉高等小学校」と「青井神社」それに「人吉市中全景」です。写真の並べ方もしゃれています。
「人吉高等小学校」は先日アップした地図の索引の七番つまり現在の人吉市役所(震災の影響で立ち入り禁止ですが)付近にありました。本文によると発行当時は生徒541人、教師14人、それでも校舎が狭いので近々増築の計画があると述べています。

「青井神社」まだ禊橋も架かっていません。素朴ですが堂々としたたたずまいです。
「人吉市中全図」、三分割の写真ですが撮影した場所は村山台地(現在の村山公園)付近でしょうか。田畑が広がり町周辺には欝蒼とした木立がみえます。

疑問が二つばかり。青井神社の蓮池には明治28年に木の橋が架かっているのですが写真には写っていません。もう一つは当時はまだ人吉町だったはずですが「人吉市中全景」となっています?
市中とはただ家々の集合といった意味合いなのでしょうか。

600 繁昌記 画①

再開です。

長い長い休暇を取ってしまいました。申し訳ございません(-_-)

今回からは明治から大正時代にかけて発行された人吉・球磨関連の書籍や新聞などの印刷物に掲載された古い写真や広告その他を少しづつご紹介していこうかなと考えています。どうぞ宜しくお願い致します。

再開の第一回は明治32年3月に発行された「人吉繁昌記」からです。
作者は花外楼主人となっていますがこれが誰なのかは諸説あってまだ確定していないようで私にはわかりません。
発行所は紺屋町の江嶋永盛堂とあり昭和49年に復刻版が発行されています。

中身は当時の人吉の様子が写真つきでくわしく紹介されていて「人吉町案内」の章など読んでいく
うちにぐいぐいと引き込まれていきます。

まずは表紙と題字から。
002人吉繁盛記
人吉繁盛記題字





人吉駅発着時間表

前回アップした「東京駅今昔」の中で、東京駅の開業は人吉駅より遅かったと書きましたがその謎を解き明かすものが人吉にもあります。
鍛冶屋町通りの老舗茶舗「立山商店」さんに残る明治43年改正の肥薩線発着時間表です。

時刻表①

左上にある運賃表をよく見ると大阪・京都・名古屋ときて最後は新橋となっています。

時刻表②

つまり大正3年に東京駅が開業するまでは東海道本線の終点は鉄道発祥の地「新橋」だったのですね。そして青森など北からの終点は上野でした。

sinbasi.jpg
開業当時の新橋駅 (日本国有鉄道100年写真史より)


新橋ー上野間はどうやって交通したかというと最初は徒歩、次は人力車、その後馬車鉄道・路面電車となりやがてその不便さを解消する為もあり東京駅が造られたと言う事の様ですね。

basya tetudo
新橋駅と馬車鉄道(日本国有鉄道100年写真史より)

そうしてみると「立山商店」さんの時刻表は明治43年から東京駅開業で改正されるまでの間の数年間のみ利用された、より貴重な鉄道遺産の一つという事が改めてわかります。






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泉都セピア

Author:泉都セピア
遠い日の、人吉の街のたたずまいを想像させてくれるセピア色の絵葉書や古写真そして今の時代にもおしゃれなパンフレットなどをご紹介してまいります。

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